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Text File  |  1993-07-08  |  6KB  |  169 lines
  1. -///////////////////////////////////////////////////////////////////////////-
  2.  
  3.            ＴＭＥＮＵＶ２．１Ｌ２０＆ＴＵＧｉＲ共存システム支援プログラム
  4.  
  5.                       ＳＥＴＶ２１Ｒ２ Ver1.00
  6.  
  7.                   Copyright(c) KXC KAROU･UOTA  Dec. 1992
  8.  
  9.                                              ERI-NET     :KAROU_UO（翁）
  10.  
  11. -///////////////////////////////////////////////////////////////////////////-
  12.  
  13.  
  14.       本プログラムは、同一のドライブによるＴＯＷＮＳ－ＯＳＶ２．１Ｌ２０
  15.     の環境下で、ＴＵＧｉＲや富士通純正ＴＭＥＮＵを共存させたり、或いは他
  16.     ドライブに有るＴＵＧｉＲや富士通純正ＴＭＥＮＵを切り換えて立ち上げる
  17.     為のプログラムです。
  18.  
  19.       これによって、用途や目的に応じて様々なＴＭＥＮＵを切り換えて使う事
  20.     が可能になります。
  21.  
  22.       リアルモード版ですので、ＳＥＴ＿ＴＵＧｉよりも切替えが速く行えます。
  23.  
  24.       尚、本文中で単にＴＭＥＮＵと言う場合は、ＴＵＧｉＲや富士通純正ＴＭ
  25.     ＥＮＵ等のCONTROL.EXE によって呼び出され、ＴＭＥＮＵとして機能するソ
  26.     フトの事を指しますのでご注意下さい。
  27.  
  28.  
  29. □開発環境
  30.  
  31.     ・機種          FM-ＴＯＷＮＳ モデル４０Ｈ
  32.     ・ＯＳ          TOWNS-OS V1.1 L30( ＴＵＧｉＲ  βv1.04 + TUGiCON )
  33.     ・言語          386ASM
  34.     ・エディタ      RED2
  35.  
  36.  
  37. □対象
  38.  
  39.     FM-ＴＯＷＮＳシリーズ
  40.     TOWNS-OS V2.1 L20A +  ＴＭＥＮＵ（ＴＵＧｉＲや富士通純正ＴＭＥＮＵ）
  41.  
  42.  
  43. □動作確認
  44.  
  45.     ・機種          FM-ＴＯＷＮＳ モデル４０Ｈ + FMTDP-532(CRT)
  46.  
  47.     ・環境          TOWNS-OS Ver2.1L10A     + ＴＭＥＮＵ Ver2.1L10A
  48.                     TOWNS-OS Ver2.1L10A     + ＴＵＧｉＲ Ver1.01/1.03/1.04
  49.                     TOWNS-OS Ver2.1L10A     + ＭＴＭ Ver1.01
  50.                     TOWNS-OS Ver2.1L10A     + ＴＵＧｉ Ver1.14A
  51.  
  52.  
  53. □使用方法
  54.  
  55.       本プログラムはＴｏｗｎｓシステムソフトウェアＶ２．１Ｌ２０専用です。
  56.       Ｖ２．１Ｌ１０以前のシステムでは動作しませんのでご注意下さい。
  57.  
  58.       使用方法は、SETVXXR.EXE と同様に使えます。
  59.  
  60.       書式は以下の様になります。
  61.  
  62.       SETV21R2.EXE CONTROL.EXEが呼び出すＴＭＥＮＵのファイルネーム
  63.  
  64.     ＴＭＥＮＵは必ずルートドライブに在る必要が有ります。それ以外の場所に
  65.     在るＴＭＥＮＵは指定してはいけません。
  66.     ファイネームは、必ずドライブ名から指定して下さい。ドライブ名が抜けて
  67.     いる場合は正常にＴＭＥＮＵが立ち上がらない可能性が非常に高くなります。
  68.  
  69.     具体的な使用例は以下の様になります。
  70.  
  71.  
  72.     〔例１〕  富士通純正ＴＭＥＮＵをベースにして共存システム作成
  73.  
  74.       例えば同一ドライブで、富士通純正ＴＭＥＮＵＶ２．１Ｌ２０をTMENU.EXP
  75.     とし、ＴＵＧｉＲVer1.03 をTUGiR.EXP 等としてドライブＫにこの二つのシ
  76.     ステムを共存させた場合。（当然ルートディレクトリィにはそれぞれのＴＭ
  77.     ＥＮＵで必要なファイルを配置しておく。）
  78.     起動時には、当然ファイルネームがTMENU.EXP で有る富士通純正ＴＭＥＮＵ
  79.     が呼び出されます。
  80.     そこで、ＴＭＥＮＵをＴＵＧｉＲに切り換えたいと言う場合は、
  81.  
  82.       SETV21R2.EXE K:\TUGiR.EXP
  83.  
  84.     を実行すれば、ＴＵＧｉが立ち上がります。
  85.     アイコン操作やサイドワークの使用等の為にＴＭＥＮＵを再度富士通純正Ｔ
  86.     ＭＥＮＵに切り換えたい場合は
  87.  
  88.       SETV21R2.EXE K:\TMENU.EXP
  89.  
  90.     とすれば戻ります。
  91.  
  92.  
  93.     〔例２〕  ＴＵＧｉＲをベースにして共存システムを作成
  94.  
  95.       これは〔例１〕と全く逆の事をすれば良いケースです。
  96.     例えば同じドライブで、富士通純正ＴＭＥＮＵをTMENUV21.EXPとし、ＴＵＧ
  97.     ｉＲをTMENU.EXP 等としてドライブＫにこの二つのシステムを共存させた場
  98.     合（当然ルートディレクトリィにはそれぞれのＴＭＥＮＵで必要なファイル
  99.     を配置しておく。）
  100.     起動時には、当然ファイルネームがTMENU.EXP で有るＴＵＧｉＲが呼び出さ
  101.     れます。
  102.     そこで、ＴＭＥＮＵを富士通純正ＴＭＥＮＵに切り換えたい場合は、
  103.  
  104.       SETV21R2.EXE K:\TMENUV21.EXP
  105.  
  106.     を実行すれば、富士通純正ＴＭＥＮＵが立ち上がります。
  107.     そこで、再度ＴＭＥＮＵをＴＵＧｉＲに切り換えたいと言う場合は、
  108.  
  109.       SETV21R2.EXE K:\TMENU.EXP
  110.  
  111.     とすれば戻ります。
  112.  
  113.  
  114.       以上の例等以外では、他ドライブに在る旧版やＰＡＣＫＥＸＰで圧縮して
  115.     いるＴＵＧｉＲやＴＵＧｉ，ＭＴＭを起動したり出来ます。
  116.     当然、ＴＵＧｉＲや富士通純正ＴＭＥＮＵ以外でも、ＴＭＥＮＵとしての基
  117.     本機能を持っている物をパラメータとして与えても構いません。
  118.     但し、CONTROL.EXE の仕様に準拠して無い物はSETV21R2.EXEだけでは対応出
  119.     来ない物が出てくると思います。
  120.     （※具体的に述べると、Ｔ－ＯＳＶ２．１Ｌ２０ではCONTROL.EXE の扱いの
  121.     異なるＴＭＥＮＵＶ１．１Ｌ３０はSETV21R2.EXEを用いてもＴＭＥＮＵとし
  122.     て機能しません。）
  123.  
  124.       尚、上記の例で出てきた実際の実行例は、富士通純正ＴＭＥＮＵでは、ア
  125.     イコン登録を、ＴＵＧｉＲではＴＩＥ．ＥＸＰ等を用いて上記バッチファイ
  126.     ルをアイコン登録するかＴＵＧｉ．ＩＮＦに登録してＴＵＧｉ＿Ｍｅｎｕか
  127.     ら実行する事をお勧めします。
  128.  
  129.       コンソール上から実行する場合に、Ｔ－ＯＳＶ２．１のシステム付属のコ
  130.     ンソール上では実行しないで下さい。ハングアップする恐れが有ります。
  131.     コンソール上で行う場合は、ＯＲＩＣＯＮ／ＥＲＩＣＯＮ／ＴＵＧｉＣＯＮ
  132.     ／ＡＲｉＣＯＮ等で行って下さい。
  133.  
  134.  
  135. □著作権等について
  136.  
  137.       本プログラムに関しては作者は著作権の留保を行います。
  138.     本プログラムの利用及び配付転載については、以下の条項を遵守願います。
  139.  
  140.     ※無保証
  141.       本プログラムに問題があった場合、或いは使用する事よって生じた如何な
  142.       る被害に対しても作者は一切責任を負うものでは有りません。
  143.  
  144.     ※メンテナンス
  145.       万が一致命的なバグ等が有り、明らかに作者の責任で有ると言った場合は、
  146.       メンテナンスに大して最善の努力を致しまが、これは作者が義務として負
  147.       う物では有りません。
  148.  
  149.     ※各種ネットへの転載は原則的に禁止します。
  150.       未だ独自解析の段階ですので、他ネットへの転載は御遠慮願います。
  151.  
  152.     ※その他の配付転載については作者迄必ず御一報願います。
  153.  
  154.       以上の条件に於いて本プログラムの配付転載及び使用を許諾します。
  155.     以上の条項を遵守する限り本プログラムをフリーウェアとして提供致します。
  156.  
  157.  
  158. □最後に
  159.  
  160.       Ｔ－ＯＳＶ２．１Ｌ２０になって、CONTROL.EXE の仕様も変わった様子で
  161.     す。（詳しくは調べてませんが）
  162.     安直にテーブルを検索して対応させただけの物なので、本当に正常に動作し
  163.     ているのか不安ですが、今の所障害報告は出ておりませんので、大手ネット
  164.     への掲載となりました。
  165.  
  166.       特にＣＤやＦＰＤベースでＴＯＷＮＳを使われてる方に、軽いＴＭＥＮＵ
  167.     としてのＴＵＧｉＲを使われる環境の改善に、本プログラムが少しでも寄与
  168.     すれば、幸いに感じます。
  169.